中国AIが米AIに情報を流出?

中国当局は、米アンソロピックが中国企業による同社のAIモデル「Claude(クロード)」を介した機密データの処理を指摘したことを受け、DeepSeek(ディープシーク)とムーンショットAI(月之暗面)のデータセキュリティーをめぐる調査に乗り出した。

中国政府は、米企業が所有するAIを介してデータを処理したことで、中国の軍や警察、企業に関する機密データが米国側に流出し、データセキュリティー関連法に違反した可能性を懸念しているという。

アンソロピックは今月公表した報告書で、ムーンショットやDeepSeekなどが、利用者に知らせないまま、自社のチャットボットに寄せられた質問をアンソロピックのクロードに送っていたと指摘した。

アンソロピックはさらに、ムーンショットが「蒸留」と呼ばれる手法を用いていたと主張。蒸留は、より高性能なAIモデルから得たデータを使って、性能の低いモデルを改良する手法だ。今回についてアンソロピックは、ムーンショットが同社のシステムから得た回答を、自社独自のソフトウエアの訓練に利用したとみている。

米安全保障当局は、DeepSeekやムーンショットを含む中国の主要AI企業が、蒸留を通じて米企業が持つ独自の知識を組織的に抽出していると指摘している。

AI二大大国のアメリカと中国は、AIに関し開発をストップし、ルールを厳格にしなければならない。

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