あのトヨタですら

昨日、NHKのドキュメンタリーでトヨタの番組を見た。その中で、「ポルシェの技術には到底及ばない」とか「ニッサンGTRに負けている」と言ったトヨタの社員がいた。従業員数38万人、優秀な技術者を集めているトヨタですらこんな感じだ。トヨタが中国で販売するbZ7のシルエットが中国の合弁相手の広州汽車のA800に「似通う」、すなわち、トヨタがモノマネをしている。トヨタの副社長が「まずはパートナーから車をもらう段階」と言った。。トヨタが上海市で進める100%出資の新会社によるレクサスEVの生産についても、「まずは中国勢から学び、取り込んだうえで再び自社開発で競おうとしている」 トヨタ会長が営業の幹部にこう言った「お前たちの予想はまったく当たらない」これが今のトヨタなのだ。

トップのトヨタがこんな調子だから、ホンダや日産ならもっと悲惨だ。なぜこのような状況になったのであろうか?トヨタの社員には慢心や中国メーカーを見下しているようなプライドのようなものがあるのではないか。それはちょうど、太陽電池でも日本が世界一だった時の日本メーカーのようだと思う。中国が日本に追いついたと思ったら、ものすごいスピードで引き離される。日本にはもうついていく力もなかった。それと同じことが車でも起こっているのではないか。

設計開発が決めたものを製造が拒否するトヨタの現状、それは「現場が働きやすいように」と言う理由を誇らしげにテレビカメラの前でいう製造管理職。製造は戦争と同じだ。敵に勝ってこその軍隊だ。戦場に優しさとか品性などいらない。がむしゃらにやるしかない。それが今のトヨタ、いや日本には欠けているように思う。

コメントを残す