「経済産業省は、イスラエルに本社を置く半導体企業が妙高市などに整備する光通信用の半導体の生産拠点に最大で1600億円の支援を行うと発表しました。 妙高市に工場があるタワーセミコンダクターは、光通信用の半導体・シリコンフォトニクスをアメリカで量産していて、そのシェアは世界の8割に上ります。今回、経産省の支援を受けて妙高市と富山県魚津市で量産を始める計画で、工場の新設などに約6000億円を投資します。 国は、投資完了後の10年間生産を続けることや国内で半導体の供給不足に陥った際は、政府の増産要請に応じることなどを支援の条件としています」
妙高と言ったので?と思ったが、かつてこの工場は松下の新井工場である。パナソニックは半導体事業が抱える慢性的な赤字構造と、グローバル市場における競争力の著しい低下だ。かつて世界トップクラスの売上を誇ったものの、1990年代以降、韓国や台湾、米国メーカーの台頭により市場環境が激変した。業績は悪化の一途をたどり、2018年度(2019年3月期)には売上高922億円に対し235億円の営業赤字を計上するなど、黒字化の目処が立たない状況だった。そこで、台湾の半導体メーカーのヌヴォトン・テクノロジー社に310億円で売却したのだ。そして日本の3工場はタワーセミコンダクターと合弁した。
昔の半導体は電化製品会社がやっており、自社で大量に使用していた。しかし、バブル崩壊により電化製品会社が衰えていくと半導体も衰退した。ラピダスが2nmラインを完成しても、日本に顧客があるのだろうか?電化製品の開発が世界に比べ落ちていることも問題ではないだろうか?
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