生と死

この間、東京大学の小林教授の講演のビデオを見たのだが、彼は「生物はなぜ死ぬのか」と言うことを研究しているようだ。地球でのRNAの誕生は熱水のところだと彼は言っているが、それなら試験管でも作れそうだが、いまでも作れないわけで、宇宙からやってきたというのが本当らしい。隕石によって宇宙から降り注いだアミノ酸がRNAの元だとすれば、そのRNAが存在できる環境、すなわち地球で生き延びた。

RNAは「自己複製」「変化」「壊れる」の三つの特性を持つ。(小林先生)この「壊れる」というのは、隕石が地球に頻繁に衝突する時期を過ぎると地球上のアミノ酸の量は増えなくなり、壊して部品にしてまた作るようなシステムになった(小林先生)この三つの特性を持ったRNAは複製し、変化し、壊れるということを繰り返す。この壊れるということが「死」となる。

まあ簡単である。つまり地球上の生物もこれを繰り返しているというわけだ。多様な生物が生まれ、死ぬ。これが宇宙の法則なのだ。そうだとすれば我々は死から逃れられない。死は進化と同じことなのだから。

我々の命が宇宙からもたらされたものであるなら、我々もまた宇宙の法則の上で動いているのだろう。「自己複製」「変化」「壊れる」の必然の中で自分の運命もまた小さな一つに過ぎない。

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