プラズマ溶融

石英を溶融する方法の一つにプラズマ溶融がある。プラズマ溶融は低OHのインゴットを作ることが可能だ。日本では電気代が高いためあまり使用されていない。非常に高温となるため石英の溶融には好都合である。実は合成シリカ粉をプラズマで溶融したものは無気泡ができる。ずいぶん前、信越化学にいたときに合成シリカ粉をプラズマで溶融したことがあった。気泡はなかった。余桃でもプラズマ溶融をしていた。フッ素ドープの合成シリカ粉をプラズマ溶融したインゴットはレンズ材として卓越した特性を持っている。

最近、中国の石英の上場企業が相次いでプラズマ溶融炉を購入している。電気代が高ければ安いところに工場を作ればいい。我々が余桃で買った炉は100kwで2500万円だったが、今では200kwで1500万円となっている。中国の強みは装置を安く作れることだ。コピーから改善が早い。こうやって中国は市場を独占している。

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