大学生の質の低下

欧米などの大学は入試が比較的容易で卒業は難関なのに対し、日本の大学は入試が難関で卒業は容易だ、という違いである。その結果は、大学生の勉強時間の差として如実に表れる。日本の大学生の授業の予習・復習や課題などに週6時間以上を充てる学生の割合が、2021年度の43%から2024年度には32%に減った。一方、アメリカの大学生の勉強時間は1日あたり3〜6時間程度とされる。

中国でも韓国でもそうだ。大学に入るために中高と一生懸命勉強し、大学に入ると遊んでしまう。大学入試は暗記がものをいうため、使わなければ忘れてしまう。大学に入ってすっかり忘れてしまうのだ。だから中国の大学生をテストすると中学の問題も解けない。

「ゆとり教育」は自分で学ぶ力、自分で考える力、個性、豊かな人間性や社会性を作るために大々的に始められたが、失敗に終わった。それは授業時間を減らし、内容を簡単にしただけだったからだ。それなら大学を欧米のように改革した方がよかった。そうして、小中高の教育を変える。すなわち目的をもって大学に入るようにするのだ。

まあ教育者でもない私が言ったところで何も影響はないだろう。

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