長年日本で石英にかかわってきた私にとって、中国で使われている5Nとか6Nはなじみが薄い。石英の分析はフッ酸によって妨害元素である石英を揮発させて測定するので、石英の含有量を測っているものではない。したがって不純物量を差し引いた値となるのだが、ではすべての不純物元素量を測定するのかと言えばそうではない。どうも金属不純物元素のことを言うらしい。OHやCl、Cやガスなどは含まれていない。
「N」表記はSiO2の%を示すものである。4NはSiO299.99%、5Nは99.999%である。4Nの場合、総不純物量は0.01%未満ということになる。また5N5は99.9995%であり、総不純物量は0.0005%(5ppm)未満ということっだ。
とある中国人によると、電子グレードは5N2、5N5だそうだ。半導体グレードは5N5+で総金属不純物量が<0.5ppmで、OH<0.5ppmだそうだ。つまり無水合成石英ということだ。
しかし、こういう考え方自体がなんか私には違和感があり、間違っているように思える。
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