二季

35℃近い日が急に20℃を切るようになった。ここも四季から二季になっているのかもしれない。将来熱帯地方のように、雨季と乾季の二季になるかもしれない。

「脂で額をテカらせながら、男はチップを女性のふくよかな胸元に差し込んだ。口は半開き、大いに鼻の下を伸ばして——。温泉リゾート地にあるポールダンスバーで過ごした夜は、さぞかし楽しかったに違いない。この男、東京大学大学院医学系研究科の″おねだり教授″佐藤伸一(63)である。収賄罪に問われた事件の初公判が9月25日午後、東京地裁で開かれた。起訴状などによると、佐藤は’23年3月〜’24年8月、大麻由来成分の皮膚疾患への有効性を研究する「社会連携講座」の設置などを巡って便宜を図った見返りに、一般社団法人「日本化粧品協会」の引地功一前代表理事(53・贈賄罪で有罪)から、東京都内のソープランドや高級クラブで28回にわたり計約183万円相当の接待を受けたとされる。証言台に立ったスーツ姿の佐藤は、起訴内容について「間違いございません」と認めた」

私の一番嫌いな言葉は「晩節を汚す」である。人生には季節というより節目というのがある。一つ目は学生時代、仕事時代、引退してからの時代という節目だ。晩節を汚すのは仕事の最後の時だ。権力の絶頂にある時、その権力をかさに着てやってはいけないことをする。欲は必要だが、それが私利私欲であってはならない。あくまで自分を律することが求められる。この人の人生は終わりだ。終わり良ければ総て良し、終わり悪ければすべて悪しである。

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