インド

昨日はインドからDHLで石英原石が届くため、家にいた。中国において配達はいつ来るかわからない。突然電話が来ていま届けるというような感じだ。いまさら石英原石の評価なんて依頼されても気が進まなかったが、どうしてもと言われて、今回だけと言うことで引き受けたのだ。大体、10年も前から、インドは自分で評価できる体制を作るべきだと言ってきたが、連中は何もしてこなかった。今は中国に、評価も販売も依存している。

私は今、天然石英粉を合成石英粉で代替することをやっている。いわゆる「敵」なのだが、そこに評価を依頼するとは。インドでも珪肺や肺がんは多いが、寿命が短いために影響は見えにくい。そして貧しくて病院にかかれない人も多い。石英採掘は搾取の場なのだ。

インドには何回も行ったが、特にチェンナイにはよく行った。石英が採掘されているのはそこから車で北に2,3時間のところのグズールというところだ。ここを衛星から見ると、一面白いところがあるが、これが採掘場である。ここはマイカ(雲母)の産地でもある。雲母塵もまた肺に悪い。都会のチェンナイもここも見える形でカースト制が残っている。ヒンズー教のカースト制は「輪廻転生」から始まっている。生まれた時から運命が決まっているという信じられないようなことが疑いもなく何世紀も続けられている。これも一つの搾取の形である。

インドには何年も行っていない。もう行くことはないだろう。

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