「米国立研究所などの国際共同研究チームがダークマターを発見したみたいだと発表した。 チームは米サウスダコタ州の施設で、10トンの液体キセノンが入った装置を地下約1.6キロに設置し、暗黒物質の候補とされている仮定の粒子「WIMP」の検出を試みた。 2023年から24年にかけて観測した220日分のデータを分析したところ、23年6月に、既知の粒子の存在だけでは説明しづらい現象が示されたという」
この宇宙のエネルギー収支は通常物質4.9%、ダークマター26.8%、ダークエネルギー68.3%。私たちが触れる原子・分子はわずか5%で、しかもそのうち恒星・惑星に固まっているのは1割未満、残りは銀河間の希薄なガスとして散らばっている。ダークマターとダークエネルギーは「どちらも見えない」点で混同されがちだが、役割は正反対だ。ダークマターは重力で物を集める「結束役」、ダークエネルギーは空間を引き伸ばす「離反役」。この綱引きの結果として、現在の宇宙は「銀河は集まりつつ、銀河団同士は遠ざかる」という階層構造を作っている。
我々が知っているのはたった5%しかないという事実。ただ95%を知ったところでどうしようもないという現実もある。さてさて、考えないようにした方がいい。
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