「人類」と「戦争」という点について、私はこれまで充分に体系的な研究はしてきませんでした。今後の私の研究計画の一部となる予定ですが、実は人類が農業を発明した段階において、近東地域では数千年にわたる平和な時代がありました。戦争が人類史のすべてというわけではないのです。とはいえ、好戦的な民族が現れた瞬間から、相手を支配しようとするようになります。こうして戦争は人類の存続条件として定着していくのです。定義上、ある民族が戦争をせず、別の民族が戦争をした場合、勝つのは戦争を始めた側と決まっているからです。
好戦的な民族と言うより、好戦的なリーダーの出現が戦争に駆り立てている。好戦的なリーダーを選ばなければ、戦争は起らないのだ。選挙制度があれば選挙で優し人を選べばいい。ただほかの国が好戦的な人をリーダーに選べば、事情は異なる。好戦的なリーダーを選び、対抗する必要がある。それが今の時代だ。この事態を解決するには、強大国のリーダーを優しい人に変えることだ。それができれば平和になる。
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