全米でGLP-1受容体作動薬は、肥満症や2型糖尿病の治療薬として広く処方され、その劇的な効果が話題を呼んでいる。日本でも一部の薬剤が肥満症治療薬として承認され、注目が高まっている。そんな中、この薬剤にさらなる健康上のメリットをもたらす可能性を示す、最新の研究結果が発表された。医学誌『Annals of Oncology』に掲載された海外の最新研究によると、GLP-1受容体作動薬の使用は、肥満に関連するがんの発症リスクを大幅に低下させることが分かったのだ。
●多発性骨髄腫:37%低下 ●膵臓がん:40%低下 ●子宮体がん(子宮内膜がん):42%低下 ●大腸がん:49%低下 ●甲状腺がん:62%低下 ●腎臓がん:72%低下 ●卵巣がん:74%低下 ●乳がん:83%低下
原因はわかっていないが、体重減少だけの効果ではなさそうだ。原因が体重減少なら痩せた人のがん発生率も低いはずである。推定ではあるが、GLP-1薬が免疫に作用し、がん細胞を早いうちから攻撃するからではないかという。実はGLP-1ではない糖尿病薬メトホルミンでも免疫に作用し、がんが少なくなることが別な論文に出ている。これによるとメトホルミンがSLC5A11を介してPD-L1を抑制して免疫を強化することが分かっている。
私はメルク社のメトホルミンを飲んでいる。そのせいか70歳になっても元気である。私が病気になれば多くのプロジェクトに迷惑をかける。健康で頑張らねば。
コメントを残す