ガオカオ

中国で6月7日から2~4日間、高考(ガオカオ=全国統一大学入試)が始まりました。全国各地の高校など試験会場では、カンニングなどの不正防止のため、金属探知機での検査、スマートウォッチなど電子機器を検出する探知機の使用、眼鏡を外しての検査などが厳重に行われています。

今年は過去最多だった2024年以降、2年連続で出願者が減少し、約1290万人でした。現地では、出願者が減少した背景として、3つのポイントがあると指摘されています。中国の報道によると、出願者が最も多かったのは2024年で約1342万人したが、今年は2年連続で出願者が減少しました。その理由の1つ目は学生数自体の減少です。今年、高校を卒業する人数が昨年より約10万人少なくなっています。2つ目は浪人生の減少です。浪人生は中国で「復読生」と呼ばれています。日本のように予備校に通ったり、自宅で勉強したりするのではなく、高校にもう1年在籍する「留年」のような形をとることが多いですが、政府の規制により、一部の地域では高校側が復読生の在籍を認めなくなってきており、これが影響しているとみられます。3つ目として、大学に進学せず、職業学校を選択する学生が増加していることです。中国では「科挙」の伝統から、従来は大学進学を希望する学生が多かったですが、若者の失業率は16%前後と高く、たとえ一流大学を卒業しても希望の仕事に就くことは困難だといわれています。政府の意向もあり、高校側も学生に職業学校への進学を勧める傾向が高まっており、その結果、必ずしも大学に進学しなくてもいいと考える学生が徐々に増えています。このような理由により、大学の出願者数が減少してきています。

日本とは違い新卒を取る習慣が企業側にない。これは募集が経験者に偏っているせいである。私の会社は製造現場を持たないため、新卒では教育の方法がない。最近では記事のように新卒の失業者が増えているため、一流以外の大学に入っても就職できないとの風潮が広がっている。またAIやロボットの発展によって働き口自体が減ると言われていて、高いお金を出して大学に行くのは意味がないと考える人も出てきた。

中国は激しい競争社会である。その中で生き残るために何が必要かを若い時から考える必要がある。親もこれからは良い大学に入れるのが目標ではなく、子供の才能を伸ばす努力をしなければならない。

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