大荒れ?

午前3時ころから雨が降ってきて、過ごしやすい気温になった。目が覚めてから考え事をして、気になったことがあったのでPCの前で検索していた。

シリカゾル(コロイダルシリカ)のpHを調整して室温でゲル化すると、水が出てくる。これは離水と言われる現象だが、この水の中には不純物と溶けているシリカが含まれる。豆腐も同じだ。でも加温してゲル化すると離水は起きない。豆腐はにがりを入れて自然に固形にするが、このことは一般的に物理ゲルと呼ぶ。結合が弱いために水が離れていくのだ。それに対し、加温すると結合が強固になり、その結合の中で水が保持されるという現象が起きる。したがってゲル化によって不純物が除去されることはない。私が開発した水ガラス法からの合成シリカ粉の最大の利点は、水系であるがゆえに、冷凍ー解凍法である程度の粒子径の粉体が得られることであるが、私はこの化学ゲルの強度を調整することによって、希望の粒子径の粉体を得ている。これがほかのゾルゲル法とは全く異なる利点だ。TEOSなどの有機シランから製造したゲルを粉砕すれば、歩留まりは悪い。例えば、水ガラス法で100-200#の粉体を作ろうとすると、100-200#の収率は90%近くになり、200#以下はまた水ガラスにするのである。

私はさらに粒度分布をシャープにするために、連続凍結装置を導入する。これにより100%に近づけることができると思っている。技術は常に改良しなければすぐに追いつかれてしまう。日々の進歩だけがトップに立てる。

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