親と子供

夕方、アパートの向かいから母親の怒号が聞こえてくる。子供が言うことを聞かないから怒っているのだろう。親が子供を怒るということは普通らしいが、私は怒ったこともないし手を出したこともない。

幼いころADSだった私はおとなしかった。自分の意見も言うことなしに過ごしてきた。優しい子供だと言われたのはそういうことなのだと思う。親から怒られたこともなかった。私も子供を叱ったことはなかった。子供は自分の生きたいように生きればいい。自分が子供の人生を決めるなんてできるはずもない。子供は私のものではないのだから。親は子供の決めた人生を応援するだけだ。

子供の母親はそうではないらしい。子供に成人してからもお金を送っていた。子離れがしていないと思ったが、私は何も言わなかった。私は就職してから親からお金をもらったことはない。逆にお金を上げるものだと思っていた。私は薄情者と言われていた。でも日本政府のように補助金を出せばそれでいというものではない。酔っぱらったか。

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