イーロン・マスクはテキサス州に設けるAI半導体製造拠点プロジェクト「Terafab Initiative」を正式に発表した。テスラ(TSLA)、スペースX、そしてxAI向けのプロセッサーを生産することを目的とする。 この取り組みには最低でも550億ドル(約8兆6100億円)、最大で約1190億ドル(約18兆6000億円)の投資が必要と見込まれ、世界最大級の半導体製造プロジェクトの一つに位置付けられる。参考までに、インテルは最近、複数拠点にわたる米国内の製造拡張プロジェクトとして1000億ドル(約15兆7000億円)超を明らかにしている。一方、TSMCは米国での製造に約1650億ドル(約25兆8000億円)を投じると表明した。テラファブもフル稼働時には同等の規模に並ぶことになる。
このプロジェクトの中心はインテルである。1.4nmラインは来年後半に立ち上がる予定であるため、順調であればテラファブに採用される。これに対し、TSMCはアリゾナで4nmを製造中で、次に3nmを立ち上げる予定である。台湾では1.4nmの量産を2028年と言っている。もう最先端は1.4nmなのかと驚く。日本のラピダスは追いつけるのだろうか?まあ追いつくのは難しいだろう。それだけの資金を集めるのは難しいからだ。後発の最も重要な課題は顧客である。TSMC、サムソン、インテルがアップル、NVIDIA、スペースXなどの顧客を持つならば、ラピダスはどんな大口顧客を持てるだろうか?日本の電気、車、AI産業は他国に周回遅れである。ラピダスに対する税金投入が良かったかどうか、数年で分かるだろう。
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