今日は一日中雨だ。
中国では大規模な設備投資が相次いでいる。それはガラス繊維だ。半導体、EV、風力発電などに使用されるが、特に半導体パッケージには石英ファイバーのような高耐熱性や絶縁性が要求される。
私が知っている限り10社以上の大規模投資がある。規模が半端ではない。昔はフィリファが石英ガラス繊維を製造し、それを軍事産業向けに販売していたが、それが民生用に市場が拡大してきたものだ。日本には多くの企業がガラス繊維を製造し、クロスにしている。特に日東紡績のTガラスは世界トップのシェアを持っている。
しかし、この市場も中国に奪われるかもしれない。というのも中国新規参入メーカーは日本から装置を購入している。ノウハウも一緒に流れている。
中国が狙っているのはTガラスのようなSiO2-Al2O3系のファイバーではなく信越化学のSQXのような純粋石英のファイバーである。それは太陽電池石英ルツボ用の石英粉メーカーが起死回生を狙って一斉に参入しているからである。したがって用途は半導体および6Gである。
今までのバブルの経験から、供給過剰となり価格暴落が起こる。そしてその先は淘汰だ。
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