首相 アビガン承認を月内に

 「患者の方が希望して、そして各病院の倫理委員会が承認をしたら使えるということでありまして、ですから、われわれはある程度の効果がございましたので、なるべく多くの方が患者の方が希望すれば、使えるようにしてもらいたいということは、厚生労働省にも申し上げているわけでございますが、これはあと各病院がそれぞれ決めることであります」

 アビガンをすでに3000人に使用したという。効果があるから使用したということだろう。この使用承認を阻んでいるのが厚生労働省ということでしょうか。

 社会には限りないほどあまたのルールというものがある。人はそのルールにがんじがらめになっている。会社もそうだ。ISOなどは細部までルールが決められている。初期のISOはトップダウンで融通がきかないものだったが、最近は会社の特性に合わせてルールを決めることができるようになった。しかし私は思うのだが、会社の危機には役立たないことが多い。会社が倒産しそうな時、ISOは無力なのだ。そういう時は経営者が全ての責任を取って決断実行するしかないのだ。

 そういうことを考えると、日本の薬事法が有事にも有効かというとそうでもないような気がする。日本の最高決議機関は国会と言えども実質は内閣総理大臣が決定権を持つわけだ。毎日多くの人が亡くなっている現状で、ルール、ルールと言っている人がいるとしたら、日本国が傾きかけているという自覚すらない人たちだと思う。

 今回の新型コロナにかかった人が検査も受けれないという実情、治療薬は指定病院でしか使用できないという実情。これは自分の体の中の免疫細胞とよく似ている。免疫細胞はルールによって行動する。しかし、ウィルスがその裏をかいてきたら免疫細胞は騙されてしまう。免疫細胞が既存の変更ルールによって対応するなら時間がかかって人は死んでしまう。死んでしまったらルールなど意味はない。

 ルールはいい面もあるが、悪い面もある。ルールに従っている限り責任はないと考える人たちが多いからだ。特に公務員は責任を問われることはない。だからルールで武装しているのだ。これがいいことなのだろうか? まあいい。あまり書くとルールが悪いというようになってしまう。このくらいにしよう。

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